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2010年 05月 31日
5月も今日で終わると言う事なので
ここである程度アニメ業界の変化についてまとめておこう。 まずはこのコピベ(一部省略)をどうぞ。 >もののけ姫の興業的大成功、エヴァの空前の大ヒットで、アニメ業界は爆発した >セル画からデジタルへの完全移行と共に、オタク文化も完全に確立してきた >そして安易なアニメオタク向けアニメ、メディアミックスアニメが氾濫した >さらにそれらのDVD化、グッズ化でアニメオタクが買う、楽に儲かる方程式が確立した >1997年を境目に子供も大人も心を揺さぶるかつてのような大衆の名作アニメ達は全く生まれなくなり、 >完全に確立されたアニメ業界という枠の中で、大人達が好きなアニメを見て、沢山お金を落としていく >ゴールデンタイムからアニメは次々と消えてゆき、日本アニメはヲタクだけのものとなった >量産型オタク専用萌えアニメと、量産型メディアミックスアニメばかりになってしまった >1997年のアニメ界の主な出来事 >ポケモンショック→以降の規制強化 >もののけ姫の興行収入邦画No.1&劇場版エヴァによるエヴァブーム→アニメの商業主義化に拍車 >深夜アニメが、それまでの単発から放送枠ができる→子供のアニメからヲタクのためのアニメへ >アニメ専用チャンネルの放送開始→アニメの隔離 再放送アニメの減少 >火曜日版サザエさんの放送終了→ゴールデン枠からのアニメの撤退 >セル画からデジタルへの本格的移行→海外発注増加・アニメーターの薄給化による、優秀な人材不足 >何故アニメが激変したかと言えば、1997年が全てのターニングポイント >それ以降のアニメとそれ以前のアニメは別物 ここまでがコピベ(一部省略)である。 深夜アニメが増えたのは放送規制の強化、視聴者の少子高齢化、 デジタルペイントによる制作費の低予算化、 製作委員会方式などの製作体制の変化が挙げられる。 また、視聴率よりも商品の売り上げを重視した深夜アニメにおいては販売促進する商品も、 玩具や文房具、お菓子と言った子供全体を対象にしたものではなく 映像ソフトやキャラグッズと言ったヲタクを対象にしたものばかりである。 そして、もっとキャラグッズにお金を落としてくれる為に お金を持ってるキャラファンの好みとかを分析し、 それを元にキャラを作ると言った流れが やがて萌えと呼ばれる価値観を生んだのであった。 そしてキャラファンはその価値観を受け入れていき、 萌え系作品の氾濫を許してしまったのであった。 まぁ、そんな自分も萌え系作品に金を落とした事もあるんだけどさぁ・・・ 更に、メディアミックスでアニメファン以外にも 落としてくれるお金を持ってそうなゲームファンとかにも媚を売ったのである。 それで萌えに走ったメディアミックスに強い一部の出版社の漫画やラノベ作品や 対象年齢なんて関係なく兎に角売れてるゲーム作品ばかりがアニメ化してしまったのである。 いやはやエロゲがアニメや漫画を支配したってよく言ったものだな。 これにより子供は家族はおろか、 映像ソフトやキャラグッズに対する興味が浅い青年漫画雑誌の読者や 萌えを受け入れられないそれまでのアニメファンの多くが 萌え系アニメから離れてしまったのであった。 この様にアニメは子供や家族が見るものではなく 萌え系ヲタクだけが見るものだと世間一般から認識してしまったのであった。 従来のアニメの顧客である子供たちの間でも アニメ見てる奴はヲタクだと偏見される事もある。 アニメは子供だけのものではない。だが、ヲタクだけのものでもない。 と言うより、今のアニメはヲタクに呆れたらもう終わりと言ってもいいぐらいだろう。 早い内に舵を取り針路を変更しなければいけないと強く思う。 とりあえず世間一般がアニメに対する誤解と偏見を少しずつなくしていきたいなぁって。 と言うわけでこれからもアニメの未来についてよく考えていこう!
by holiestdragon
| 2010-05-31 05:43
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